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【解答用紙の使い方】解答用紙は問題の指定に従って使用するのが原則であるが、 特に指定が無い場合も多い。そこで、論述問題全般に共通する解答用紙の使い方 についてここで触れておく。注意事項は大きく分けて以下の6つである。 第一に、初めの1文字の空きは不要である。これは作文用紙の作法 であって、解答用紙の作法では無い。同様に、改行して段落を作る必要も無い また、文章が最後のマス目で切れた場合、句読点はそのマスに含めるのではなく、 次の行の1マス目に書かなくてはならない。 第二に、一般的でない略字を使ってはならない。米・英・独・仏など は許容範囲内だが、葡・豪などは避けるのが望ましい。また、世紀をCで表したり、 紀元前をB.C.で表すのも控えたい。字数に余裕が無い時、第一次世界大戦など 文字数の多い用語をWWTのように表すのは仕方ない部分もあるが、できる限り そのままの表記を使うべきである。また、人名については不自然でなければ省略 しても構わない。例えば、フランシスコ=ザビエルを「ザビエル」と表すのは 構わないが、ゴ=ディン=ジェム政権を「ゴ政権」と表すのは明らかに不自然 である。近現代の論述問題において、人物を表記する際にその役職も必ず併記する よう指導される場合もあるが、管理人個人の意見としてはこれは不要である。 もちろん、問題要求に即したものであれば書いても構わない。ちなみに、人物の姓 と名の間は「=」で繋ぐのが一般的だが、「・」で表しても問題は無い。ただし、 「・」は通常、用語を並列する際に用いる記号である。 第三に、数字と英語の小文字は1マスに2文字が原則である。また、 英語の大文字については1マスに1文字とすることが多いが、管理人個人の意見と しては、1マスに2文字書いたとしても実際の試験で減点されることはないだろうと 考える。 第四に、句読点や括弧などの記号も1文字に数える。ただし、問題番号も 文字数に含める場合は、(1)で3文字とするのではなく、それ全体で1文字とする。 第五に、常用漢字をひらがなで表記してはならない。特に、歴史用語で 用いるべき漢字をひらがなで表した場合、加点されない可能性があるので注意が必要 である。 第六に、消しゴムで修正する時間が無い場合は、入れ替えの記号 やフキダシ、二重線を用いて内容を修正しても構わない。ただし、多くの場合 解答用紙の欄外に文字を記入することは禁止されているので、フキダシで加筆 する場合は空いている行に枠を作るようにする。 |